仮想通貨を始めたい
ブームが過ぎ、大分落ち着いた印象がありますが、そう考える方は、まだまだ多いでしょう。
そんな方に向けて、勉強方法、おススメ書籍、取引開始までの流れを、分かりやすく説明します。
私自身が実践したやり方で、効率的に勉強でき、自信を持って取引を始められると思います。
宜しければご覧ください。
勉強方法
それは、気になった本を3冊読む です。
新しいことを始める時、私は大概、その分野の本を3冊読みます。
3冊の理由は、偏見(バイアス)を減らすためです。
本は、基本的に、著者の考え(=主張)で作られます。
1冊だけでは、自分の考えが、一人の著者に偏って(=偏見を持って)しまいます。
そうならない為に、複数の本を読むようにしています。
3冊とも似た内容なら、一安心。
2対1で、内容が異なれば、まずは多数派の考えを受け入れる。
1対1対1なら、共通している内容だけ、受け入れる。
こんな感じです。
読み方も、基本は流し読み、気になった所はじっくり。
専門家になるわけではないので、この程度で十分です。
おススメの本3選
とはいえ、私は10冊ほど読みました。
仮想通貨そのものよりも、使われているテクノロジーや、その活用方法を学ぶためです。
そんな私が、初心者でも読みやすい、おススメの3冊を紹介します。
1.知識ゼロからのビットコイン・仮想通貨入門
まずはこれです。
特徴は、イラストや説明の分かりやすさです。
仮想通貨が市場に出回るまでの流れや、「マイニング」等の専門用語が、イラストを使って、とても分かりやすく説明されています。
個人的には、小学生でも分かるレベルだと思います。
1.5~2時間で読み切れるので、忙しい方にもピッタリ。
名前通り、知識ゼロから仮想通貨を始めたい方に、おススメの一冊です。
2.仮想通貨が1時間でわかる本
2冊目はこれです。
特徴は、読みやすいレイアウトです。
基本的な構成は、見開きの右側が文章、左側がイラスト説明 です。
文章だけでは、ちょっと理解しづらい内容も、イラストを併せると、スッキリ理解できます。
また、構成上、文章量も少ない(見開きの右側だけ)なので、スラスラ読み進められます。
実際、本当に1時間程度で読み終わりました。
内容も、仮想通貨の歴史や、口座の作り方から、チャートの見方まで、盛りだくさんです。
サクッと勉強して、早く取引を始めたい方に、おススメの一冊です。
3.いい人がお金に困らない 仮想通貨 新時代のルール
特徴は、読みやすい文章です。
こちらは、文章だけの本で、イラストはありません。
ですが、どの文章も、簡単な単語と分かりやすい表現で、サクサク読めます。
内容は、前の2冊と違い、ブロックチェーンという技術そのものにも、焦点を当てています。
この本を読めば、ブロックチェーンが、仮想通貨だけでなく、これからのコンテンツやサービスを一新するかもしれない技術だと、ご理解頂けると思います。
購入・取引開始までの流れ
次に、取引開始までの流れを説明します。
やることは、2つだけ。
どの取引所でも、ほぼ同じです。
- 販売所・取引所を選ぶ
- 口座を開設する
1.販売所・取引所を選ぶ
まずは、口座の開設先を選びます。
販売所・取引所は、国内外合わせ、多数存在します。
私は、コインチェックを使っています。
理由は下記の通りです。
- 金融庁/財務局へ登録されている(=日本国内の事業所)
- 扱銘柄数が多い
- 取引手数料(手数料相当)が安い
- セキュリティが高い
- 対応アプリが使いやすい
金融庁・財務局へ登録されている
(投資を含め)仮想通貨は自己責任です。
IDやパスワードの流出、ハッキング等が起こっても、法的な保障や保護やありません。
仮想通貨の事業所は、金融庁/財務局への登録が必要です。
間違っても、登録されていない事業所には、口座を開設しないようにしましょう。
扱銘柄数が多い
理由はカンタン。
選択肢が多い方が、稼げる可能性が高いからです。
取引手数料(手数料相当)が安い
仮想通貨は、買う時も、売る時も、手数料がかかります。
当然、手数料は安い方が、利益が増えます。
少額、又は、短~中期間で取引を繰り返す人には、特に重要です。
セキュリティが高い
ハッキングされにくい・過去のハッキング履歴が無いということです。
ただし、過去にハッキングがあった事業所でも、システムを見直し、現在は高いセキュリティを誇る事業所もあります。
対応アプリの使いやすさ
apple storeやgoogle sotreから、各事業所の対応アプリをインストールして、レイアウトや使い心地を比較してみましょう。
2.口座を開設する
使う事業所が決まったら、次は口座開設です。
どの事業所も、ほぼ同じ手順です。
今回は、ネット銀行の口座開設も併せて、説明します。
ネット銀行に口座をお持ちの方は、1.~5.は省略してください。
手順
- ネット銀行のHPにアクセス
- 「新規口座開設」ボタンをクリックする
- 申込画面に必要事項を記入
- 銀行審査
- 銀行から、ログイン情報やカードが送付される(~1週間程度)
- 取引所のHPにアクセス
- 「新規口座開設」ボタンをクリックする
- アカウントを開設:メールアドレスと基本情報を記入
- 本人確認書類を提出 :コピーの郵送 OR アップロード送付
- 審査
- 開設完了:入金して取引開始
注意:仮想通貨=ギャンブル?
始める前に、一つ、考えて頂きたいことがあります。
それは、仮想通貨が、投資なのか、投機なのかということです。
自分なりの考えを持ってから、取引を始めることをおススメします。
ちなみに、私は「投機」だと考えています。
詳細は、こちらの記事に纏めています。
お金を増やす以外で勉強になること
ブロックチェーンを体験できることです。
このIT技術は、今後のコンテンツ・サービスの基盤になるかもしれません。
いつ、どこで、誰が、何をしたのか、履歴の全てを、参加者全員が確認できます。
なので、不正を行うことが非常に困難です。
ただ、一定数以上が悪意に徒党を組むと、不正が起こる可能性もあります。
しかし、過半数が必要であり、大変な労力と資金がかかります。
また、不正が明るみに出れば、参加者が激減し、コンテンツ・サービス自体が破綻します。
従って、私は、不正が起こる可能性は、低いと考えています。
以上の点で、ブロックチェーンは、コンテンツ・サービスのあり方を変え得る技術だと知りました。
まとめ
いかがでしたか。
最初は、正直、仮想通貨も投資の一種、というイメージが強かったです。
確かに、投資の側面も強いです。
しかし、仮想通貨を通じて、ブロックチェーンという技術を知れたのは、とても大きな成果でした。
興味のある方は、まずは1冊、読んでみてください。
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